レポート

EDITION_9 【Emotional function】

『 Emotional function -感情に寄りそう機能- 』

『気候対策』が人々の共通課題として認識され、衣類もその手段としての役割を期待されています。健康な生活を守り、快適を維持するために私たちは、今季デザインの中心に『感情』を置いて、新たに二つのテーマをテキスタイルに落とし込みました。
その二つのテーマは<エニタイム>と<コミュニケーション>です。
<エニタイム>では、最新のテクノロジーを取り入れたり、古来から自然の中にある神秘的な効果を見つめなおし、昨年までの自らの経験を活かして、それをネガティブに捉えるのではなく、ゲームや冒険のようにクリアしていきます。こどもの頃、初めて傘や長靴を買ってもらった時、水たまりに飛び込んだように、ゲリラ的な豪雨や、灼熱の太陽も楽しみになってしまうような高機能で美しい衣類があれば、男女の垣根を越えて生活のあらゆるシーンを豊かにしてくれることでしょう。
次に<コミュニケーション>は、着こなしを考える軸を季節にすることが難しくなるについて、それを着ることによって自分が、周りがどんな気持ちになるのかに注目しました。ファッションがコミュニケーションのきっかけになり得ることを考えていきます。たとえばある時期しか着れないものは、長い時期着れるものよりもコスパが悪いような感じがします。しかし、たとえば母や娘とシェア出来たら?世代を超えて、着こなすことが出来る新しい提案があれば、一つの服が何倍もの価値を生むことになるでしょう。
より世の中が、衣類をギアとして捉えていく中で、ファッションの役割はそこに、デザインの力でワクワクを与えていくことではないでしょうか?


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ANYTIME

災害的な暑さや記録的豪雨、亜熱帯のような天候。一見不安な要素を捉えなおし、まるで異世界に飛び込む注目の新テーマパーク、ジャングリアのように、思いきり自然を感じ、五感をフルに活用してあらゆる状況、気候に立ち向かい「クリア」していく。


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COMMUNICATION

言いたくなる、触れたくなる、コミュニケーションテキスタイル。デイリーウェアとは、ただシンプルなだけじゃない。感情を動かす素材の魅力。相手との会話を自然と生み出す、リラックスを与える、そして私の体と心をちゃんと満足させる服であること。


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