大人の工場見学

【大人の工場見学】カジグループ @金沢


デザイナーチームの金沢訪問


今回お邪魔したのは、2022SSシーズンから新しくお取り扱いさせていただくことになった
N/C/Pu bare jerseyを生産してくださっているカジグループ。

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カジグループ
〒920-3111 石川県金沢市梅田町ハ48番地
https://www.kajigroup.co.jp/group/knit/




新素材の打ち合わせ


新しい糸や、工場の設備を見せていただき、他社メーカーにはないカジグループの強みをインプット。
それを今の流れや、予測される私たちのお客様の需要とマッチング。
まだ世の中にない新しいもの想像し、できることを洗い出していく最高にわくわくする時間。

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アイデアマンと、生徒会長


新しいことが大好きなアイデアマンの営業部長新井さんと、
学生時代は生徒会長だったというしっかり者の開発担当 田中さん。
今力を入れて開発しているという新作の素材を囲んで、最先端の技術と、思いの詰まった開発秘話を聞く。
何も説明しなくても、何か素敵。そんな生地が一番だけれど、
企画者としては、そして個人的にはお買い物するときなんかも、
そのものの裏側にあるストーリーを知ることが大好きな私。
どうやって、この加工をしたんですか?
○社のあれとこんなに違うのはなぜ?
図々しい質問に、
ちょっとそこは・・・秘密で・・・と田中さん。
それでも食い下がる私たちにだけ、こっそりと秘密の入り口を教えてもらい、
なるほど~~~とみんなで納得。
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実際の工場を見学


カジニットは丸編み機22台を所有。ハイゲージやダブルニット中心の差別化ジャージー素材を企画、生産。
同グループのカジナイロンで加工した特殊糸を使用した素材も開発中。

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82-6601 N/C/Pu bare smooth を生産中


発売と同時に大人気となった現在82課で取り扱い中の82-6601 | C/N/Pu bare jersey が運よく生産中。
コットン、ナイロン、ポリウレタン3種類の糸がどうやって編まれていくのか、技術の梶川さんの説明に真剣に耳を傾ける。
機械の周りはハウスのように囲まれ、風綿が飛ばないように管理。
40Gというハイゲージで編んでいく大変希少な素材。

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ナイロンはあえて細いものを、それに合わせたコットンもSUPIMA(超長綿)を使用。
ポリウレタンは糸の状態で多くの油がついているため、コットンの風綿を拾いやすく、それがついたまま編まれてしまうとネップのように見えて欠点になってしまうため、慎重に管理するとのこと。

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糸のコンディション


糸は入荷してから1週間ほどは工場の室内に入れて環境に慣れさせる。
急に開封して使用してしまうと、湿度や温度の差で糸が変化してしまうので、安定するのを待つそう。

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KAJIのサステナブル


まず、ロスを出さないこと。モノづくりにおいて、ロスが出ることはしょうがない、とされがち。
でもこのKAJIグループはロスを出さないことを徹底的に意識している。
なるべくロスを出さず、やむを得ず出てしまった端っこの糸や、傷の生地は
完璧な分別でリサイクルに回す。
工場にはその意識がいたるところに表示されていて、
”本気”を感じることができる。

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レポート

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