
リッサとコボちゃんがEXCELLAMIの工場を見学!
11月某日、名古屋から車で1時間ほどの距離にある、岐阜の岐セン株式会社様の工場へお邪魔しました。
目的は、先日行われたサステナブル展に出展されていた岐セン株式会社様のサステナブルへの取り組み方を伺うためです。
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岐セン株式会社
〒501-0234 岐阜県瑞穂市牛牧758
http://www.gisen.co.jp/
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EXCELLAMI <82-4835 EXCELLAMI poplin>
82課のGISEN商品
岐セン株式会社は岐阜にある染工所ですが、合繊メーカーや北陸産地のポリエステルやナイロン等合繊素材の加工がお得意。しかし、合繊専門で行う北陸や新潟の工場と異なり、シルケットや毛焼きの設備が整っているため、綿や麻などの天然繊維と合繊繊維が複合された生地をきれいに染めることが出来るんです! これは、日本でも数少ない、世界的に見ても高度な技術です。
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GISENのサステナブル
サーマルリサイクルボイラー
岐セン株式会社では生地を染めるときに必要な蒸気を得るために、従来一般的であった重油を燃やすのではなく、廃材(RPF)を燃料に出来るボイラーを使用しています。
重油に比べてRPF燃料の使用は総排出量の28%にもあたる年間7,000tのCo2を削減することができます。
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水の使用量を削減する最新設備導入!
染工所は世界のどこへいっても水のきれいな川の近くに作られるほど、水の使用料が多い産業。しかし未来に向かってはなるべく水の使用料を削減したい。それにより加熱のエネルギーの削減、排水の削減、化学薬品の削減も見込まれます。岐セン株式会社では少ない水で生地を染めることができる最新の液流染色機を二台導入。(実証実験中)
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ECOMO®
天然染料での染めや、砂漠の緑化に貢献する天然オイルを使用した柔軟剤なども開発中。
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バイオマスボイラーの発電事業
私たちが一番驚いたことは、工場の敷地に、ヒノキのお風呂に入った時のような、木の香りが立ち込めていることです。
岐セン株式会社では、生地加工と同じ敷地の中で、バイオマス発電事業を行っており、
同じ岐阜県内で出る未利用間伐材を利用して発電をしているそうです。
約7年前の2015年12月よりから始めた取り組みですが、現在の発電量は工場がある瑞穂市全世帯、24,000世帯をカバーするほど!
東北の震災後に原子力発電の継続に疑問を抱いた同社と岐阜県とが共同で、安全で持続可能な発電を、と始めたとのこと。
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安心の管理体制
ビーカー作業は特に女性が活躍する職場だそう
夕方に訪問しましたが、すでに外は真っ暗。工場は24時間稼働とのこと。
人気な商品が多く、お客様の納期に応えるため、日々頑張ってくださっています!
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新人二人はとにかく、初めて見る工場の様子に興奮気味!
普段販売している商品を作っている現場を見ることができると、
愛着が増し、営業にも力が入ります。
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82課のGISEN商品
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